本日、本会議が開催され、自民党会派の代表質問がありました。
本日のブログでは、市長マニフェスト総括に関する質問、答弁についてご報告します。
市長への4年間の総括についての質問に関して今回とりあげます。
市長答弁
「市民の皆様とお約束したマニフェストにつきましては、待機児童の解消や、中学校完全給食の導入、小児医療費助成の拡充、地域の寺子屋の開講や、介護保険制度のあり方を変える『かわさき健幸福寿プロジェクト』の推進などを、総合計画の第1期実施計画に事務事業として位置付け、市政に反映」
次いで、
「市政運営の4年間の総括と評価でございますが、安心して子育てできる環境の整備、川崎らしい都市型の地域包括ケアシステムの構築に向けた取組など、誰もが幸せに暮らし続けるための心のよりどころとなる「安心のふるさとづくり」とともに、羽田空港と川崎を結ぶ羽田連絡道路の事業着手、わが国の成長をリードする世界最先端の研究機関や企業が集まるキングスカイフロントの形成など、本市のポテンシャルを最大限に活かしつつ、成長分野の産業を振興し持続的な成長を牽引する「力強い産業都市づくり」を進め、目指す都市像である「成長と成熟の調和による持続可能な最幸のまちかわさき」に向けたまちづくりを進めることができた」
との総括でした。
そして、次なるマニフェストについては、
「適切な時期に公表したい」
とのことです。どのようなマニフェストが公表されるのか興味深いところです。
今回、非常に驚いたのは、再質問で、マニフェストと財政の関係で、マニフェストで優先順位の高かった「待機児童ゼロ」と「中学校給食」について訊ねたところ、
「待機児童対策に関する事業費は、平成26年度から29年度までの年平均で、約415億円、
中学校完全給食については、平成26年度から43年度までの総額で約446億円」
中学校完全給食については、平成26年度から43年度までの総額で約446億円」
との市長答弁でした。
結構かかってるなぁ。正直、驚きを隠せませんでした。
平成28年度の本市の一般会計歳入決算額は約6,051億円ですから、相当な額です。
すべて税金です。
「保育園落ちた 日本 死ね」との聞くに堪えない言葉が話題になった昨今ですが、川崎市は、依然待機児童対策に一生懸命がんばっています。それでも追い付かないのです。年415億円かけてもまだまだなのです。死ね、なんて言わないでいただきたいものです。
中学校給食も、生徒さん達に「あたたかく、おいしい給食を」ということで食育を理念とする「健康給食」として提供しています。
どれも働く親御さんにとって、働きやすい環境をつくり、お子さんにはしっかりと育ってほしいとの思いから実現しています。
議会は、政策が財政的に大丈夫かどうか、等、きらりと目を光らせて続けていきます。
ですから、保育所や中学校給食等、行政サービスを利用される市民の皆様には、ぜひとも「生き生きと働き」、「生き生きと学ん」でいただきたいと願うばかりです。
代表質問の項目
末永が独自に購入した画像
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