案件は、「市立井田病院の駐車場の有料化等に対するパブリックコメント実施結果について」。
資料によると、
平成29年(本年)
1月30日 駐車場運営事業者公募開始
2月10日 参加意向申出締切
2月下旬 参加申出事業者によるプレゼンテーションの実施と選考
3月 駐車場運営事業者決定
夏 運用を開始
私は質問時間になると、いの一番先に手をあげ、担当課長に訊ねました。
末永
「資料の『川崎市病院事業の設置等に関する条例』の駐車場利用料部分の抜粋によると、診療を受ける者について、『駐車時間が3時間までは200円』とありますが、利用者は一定時間無料になるなどサービスについてはどうお考えですか?市内の駐車場利用料の有料化事例においてどの施設で有料化ありで、なしはどこか、内訳をお願いします。
利用者は安価に利用できるとおっしゃいますが、年金生活者等、所得があまり高くない方にとって、今まで無料だったものが有料になり、それが積み重なっていくと大変な負担になりますが、どのようにお考えですか。私としては、家族のみならずお見舞いの方など利用者には一定時間駐車料金を無料にしていただきますよう要望します」
担当課長
「各施設の無料サービス有無の内訳のデータはありませんが、3時間200円はMAX上限の金額でございます。参入業者については、(一定時間)無料にする業者も排除するところではありません。」
以上、答弁がありました。対象者や時間については今後の検討ですが、一定時間の無料サービスの可能性が出てきました。利用者に一定の負担をお願いするわけですから、無料サービスぐらいあってよいかと考えます。
その他、アンケート調査の方法、内容についての議論があり、市民にとって使い勝手の良いものにするため、業者への貸し出し期間を「おおむね5年間と定め、2年毎に見直すようにする」といった答弁や、駐車場の構造についても「4層立体駐車場」「一方通行」「幅員を多くとっている」「駐車スペースは3台で8メートル」「精算機は駐車場出口と院内に」「精算機のおつりの口の高さを使い勝手の良い位置に検討」等々ありました。
今後もしっかりと市民区民にとって良いかたちになっていくよう注意深くみていきたいと思います。