本日午前、地元中原区井田の「川崎市老人福祉センター」を視察してまいりました。
建てられてから50年経っており、老朽化が問題となっております。
日本医科大学武蔵小杉病院再開発に「地域包括ケアシステム」が導入される予定です。予定地に、180m程度のツインタワーマンションが建設され、北棟の低層階に、「介護が必要となる前の介護予防の拠点」として「老人福祉センター」が入る予定となっており、本施設は移転されます。平成35年メドに竣工だそうです。
雨漏りがひどいです。
職員さんが自前で料理をつくって提供、つくり方を教えていらっしゃいます。あたたかい。
また、囲碁大会など行われていますね。
男湯に入ってみました。
広々としています。い~いお湯だなっと。
利用者さんが本を持ち寄ってできた図書館です。読書の秋ですね。
花壇です。
利用者さんがつくったガーデンです。
自家栽培の農園です。利用者さんがつくってます。
中原養護学校の生徒さん達がつくって贈ったんだそうです。
鎌倉彫り教室にお邪魔しました。一つ一つ丁寧に彫って作品ができあがります。すばらしいです。
ご一緒に。
センター長さんとも一緒に。
さてさて、老朽化とはいえ、このようなあったかい施設が移転してしまうのはさびしいかぎりではあります。畑やガーデン、盆栽など土いじり、庭園やパターゴルフ、手作り料理、子ども達との交流など、どうなってしまうのでしょうか。古き良き、ちょっとした田舎っぽい風景は失われてしまうのでしょうか。小杉に移転するにせよ、良いところは可能なかぎり残していけるよう、市に訴えていきたいと思います。
最後に、センター長さんがおっしゃった一言が深く心に残ります。
「元気な老人を活かす拠点にしたい」
地域とともにある、施設。地域に活かされ、地域を活かす、そして健康に。そういうあったかい福祉の在り方を今後も考えていきたいと思います。
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