2017年10月2日月曜日

平間配水所用地の緑地整備について

去る9月29日、川崎市議会決算審査特別委員会の総括質疑が行われ、自民党会派からは、野田雅之委員が代表で質問しました。

質問項目の中に、「平間配水所用地の緑地整備」を入れました。
概要としては、

川崎市では平間配水所用地や、その西側に隣接する上平間管理公舎用地は、平間配水所施設のコンパクト化や、平成26年度末の上平間管理公舎の廃止により未利用地が発生し、その有効利用を進める、

ということで、

貸付事業者は三菱ふそうトラック・バス株式会社。貸付料は年間1億1269万円。平成30年1月からの共用開始予定とのことです。

答弁によると、
公営企業としての収益性の確保
緑地の一時避難場所としての活用
多目的な利用空間の創出
などを考慮し、
民間事業者に土地を貸し付け、災害時には一時避難場所にも活用できる「市民が利用可能な緑地」を整備することとした

とのことです。

さらに、地元住民からは次のような要望があったとのことです。


芝生の広場
多目的広場
少年サッカーやグランドゴルフなどができる広場
防災公園としての整備

多目的広場として使用するにあたり、

トイレや水飲み場、健康器具併用のベンチ等を設置

する予定とのことです。


しかしながら、課題があります。

緑地全体の周囲にフェンスが設置されており、トイレに行くための出入口が南部分の南端に設けられていることです。利用者は主に北部分の多目的広場を利用するわけですから、トイレに行くには敷地の端から端へと行かなくてはなりません。高齢者も利用するわけですから、トイレに最も近い場所に出入口を設けることが必要です。

野田雅之委員を通じ、会派として川崎市に強く要望しましたので、今後の取組に期待したいところです。(了)